前回のエントリーで世界遺産平泉の礎を築いた奥州藤原氏についてご紹介しました。文字ばっかりで読みにくかったと思います。今回は写真たっぷりでお届けいたします。
今回ご紹介するのは金鶏山です。きんけいざんと読みます。
金鶏山は世界遺産を構成する5資産のうちのひとつで、標高約200mの小高い丘のような山です。
名前の由来は奥州藤原氏二代目の藤原基衡が金で作った雌雄の鶏を山中に埋めたとする説が通説です。
あちこちに金鶏山の名前の由来を説明する看板があり、どの看板も似たような事を書いていました。
また金鶏山に経塚が確認されています。
経塚とはお経を埋めて土を盛った場所をいい、その目的は時代により異なります。
藤原基衡の時代においては浄土思想の中で個人の祈願成就を目的として行われていたようです。
浄土思想とは阿弥陀如来を信仰し、西方極楽浄土に往生する事を目指す思想をいいます。
基衡は何を祈願したのでしょうか。自分が極楽浄土へ行ける事でしょうか。
のちに紹介する無量光院跡は浄土思想を具体的な形として表現した建造物で、
そのカギを握るのが金鶏山です。つづきは無量光院跡のところで。
話は変わり、金鶏山には様々なものが祀られています。
金鶏山の入り口に千手堂と呼ばれるお堂があり、そこには看板に書いてあるように
一、 御本尊千手観音
※画像をクリックすると外部サイトへ移動します。
一、 弁財天尊(十六童子)
※画像をクリックすると外部サイトへ移動します。
一、 藤原三将軍の御位牌
一、 藤原秀衡公の木像
一、 愛染明王の像
一、 不動明王の像
※画像をクリックすると外部サイトへ移動します。
が安置されています。※写真に写っている物自体が安置されているわけではありません。
ご覧のようなコンパクトサイズのお堂に沢山のものが安置されています。
平泉以外にも岩手県内で立ち寄りたい所が色々ある事、昨日から殆ど寝ていない事を理由に
この日は金鶏山に登っていませんが、平安時代の領主が領民統治の為に何を願っていたのか等
平安史に関する知識が深まりそうなので、平泉をメイン訪問地とされる方には登山をお勧めします。
上の道しるべにあるように入ってすぐの所に義経関連のお墓があります。
源義経公妻子之墓 。
元々別の場所にあったのですが、管理しやすいように移動させたとの事です。
義経公は光となったとかモンゴルへ行ったとか不思議な言い伝えが残っています。
ということで(?)ここには母と子のみ祀られています。
金鶏山登山道はまだ続きますが、ここで引き返し、次の目的地へ向かいました。
ご参考
仏像ワールド
今回ご紹介するのは金鶏山です。きんけいざんと読みます。
金鶏山は世界遺産を構成する5資産のうちのひとつで、標高約200mの小高い丘のような山です。
名前の由来は奥州藤原氏二代目の藤原基衡が金で作った雌雄の鶏を山中に埋めたとする説が通説です。
あちこちに金鶏山の名前の由来を説明する看板があり、どの看板も似たような事を書いていました。
また金鶏山に経塚が確認されています。
経塚とはお経を埋めて土を盛った場所をいい、その目的は時代により異なります。
藤原基衡の時代においては浄土思想の中で個人の祈願成就を目的として行われていたようです。
浄土思想とは阿弥陀如来を信仰し、西方極楽浄土に往生する事を目指す思想をいいます。
基衡は何を祈願したのでしょうか。自分が極楽浄土へ行ける事でしょうか。
のちに紹介する無量光院跡は浄土思想を具体的な形として表現した建造物で、
そのカギを握るのが金鶏山です。つづきは無量光院跡のところで。
話は変わり、金鶏山には様々なものが祀られています。
金鶏山の入り口に千手堂と呼ばれるお堂があり、そこには看板に書いてあるように
一、 御本尊千手観音
※画像をクリックすると外部サイトへ移動します。
一、 弁財天尊(十六童子)
※画像をクリックすると外部サイトへ移動します。
一、 藤原三将軍の御位牌
一、 藤原秀衡公の木像
一、 愛染明王の像
一、 不動明王の像
※画像をクリックすると外部サイトへ移動します。
が安置されています。※写真に写っている物自体が安置されているわけではありません。
ご覧のようなコンパクトサイズのお堂に沢山のものが安置されています。
平泉以外にも岩手県内で立ち寄りたい所が色々ある事、昨日から殆ど寝ていない事を理由に
この日は金鶏山に登っていませんが、平安時代の領主が領民統治の為に何を願っていたのか等
平安史に関する知識が深まりそうなので、平泉をメイン訪問地とされる方には登山をお勧めします。
上の道しるべにあるように入ってすぐの所に義経関連のお墓があります。
源義経公妻子之墓 。
元々別の場所にあったのですが、管理しやすいように移動させたとの事です。
義経公は光となったとかモンゴルへ行ったとか不思議な言い伝えが残っています。
ということで(?)ここには母と子のみ祀られています。
金鶏山登山道はまだ続きますが、ここで引き返し、次の目的地へ向かいました。
ご参考
仏像ワールド