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毛越寺

ブログ開設ウン年。遂に丸パクリされる快挙。

遂に当ブログのエントリーが丸パクリされました。

その記事はコチラです。 世界遺産平泉を巡る毛越寺

そしてこちらが当ブログの元ネタです。 世界遺産平泉を巡る毛越寺

パクリは本来許されざる行為ですが、元ネタのアクセス数が言葉を失うほどの少なさなので嬉しさが勝ります。

という事で今回は不問どころかリンクまで貼ってあげる大サービス。

とはいえパクルならリンクを貼り、文章も改行して、読み手が満足できるようにパクッてくださいね。

世界遺産平泉を巡る 毛越寺

金鶏山を出て、次は毛越寺にやってまいりました。

平泉 毛越寺 (16)

毛越寺とは慈覚大師円仁が開山し藤原基衡と秀衡によって多数の伽藍が造られた寺院です。

毛越寺を語る上で欠かせないのが藤原基衡です。

藤原基衡は京都の藤原頼長の無茶な要求に正々堂々と立ち向かい奥州の利益を守った剛の者です。

当時の京都藤原氏と奥州藤原氏の関係は荘園領主とそこで働く現地管理者の関係でした。

現代でいう株主と会社の代表取締役の関係でしょうか。

藤原頼長は悪左府と言われる冷酷非道、他人に厳しく自分に甘い人物といわれています。

藤原頼長はあれこれ理由を付けて藤原基衡に対して納付する年貢を増やせと要求してきました。

基衡は何年にも及ぶ交渉の末に理不尽な要求を撥ね付け奥州の民を守ったと言われています。

また藤原基衡は京都を超える建物を造ることに執念を燃やしていた男といわれています。

平泉 毛越寺 (15)

理由については諸説あります。

一説によると、当時の京都は辺境の東北に対して偏った印象を抱いていて、

基衡はその印象を覆すために京都よりも立派な建物を建てようとしたとする説があります。

建築家坂茂氏は、古来アーキテクチャーは特権階級の為のもので、富や権力と言った目に見えないものを

可視化するための要具であったと言っています。

毛越寺は東北の富と意地を示すシンボルにしたかったのではないでしょうか。

話を毛越寺に戻します。毛越寺は平安時代に造られた浄土庭園として有名です。

浄土庭園の特徴は本堂(阿弥陀堂)の前に大きな池を配置している点にあります。

平泉 毛越寺 (17)

毛越寺には見事な池があり、平安時代の浄土思想を感じられる庭園が広がっています。

特徴的なのは、池を囲むように伽藍跡がある事です。

伽藍(ガラン)は僧侶が集合し修行する場所です。専門的な話はこちらの外部サイトにてご確認ください。


平泉 毛越寺 (0)

さて平成の世の毛越寺は表に舗装道路が通り100台以上収容できる駐車場を備えた

平泉の町おこしの要具として立派に機能しています。

毛越寺は中尊寺に比べると観光スポットとして地味ですが、

平安文化や奥州藤原氏といった平安史が良く分かる場所です。

世界遺産平泉の中で一番楽しい場所じゃないでしょうか。

門をくぐると本堂が見えてきます。

平泉 毛越寺 (19)

本堂には薬師如来、脇士日光、月光両菩薩が安置されています。

平泉 毛越寺 (20)

煙越しに本堂を臨む。

観光スポットの一般的な流れは、脇役→本堂、の順ですが。毛越寺の順路は本堂→庭園になっています。

平泉 毛越寺 (18)

南大門跡が庭園のスタート地点になります。

平泉 毛越寺 (21)

浄土庭園の特徴である本堂の前の広い池。池の真ん中に島を作るのも浄土庭園の特徴です。

平泉 毛越寺 (1)

池の周りには木々が植えられているので、角度によって違う景色が楽しめます。

毛越寺は池の周辺に多数の伽藍跡が発見されていて、これからその跡地の写真を一気にご紹介します。

 平泉 毛越寺 (2)
平泉 毛越寺 (3)
平泉 毛越寺 (4)
平泉 毛越寺 (5)
平泉 毛越寺 (6)
平泉 毛越寺 (11)

伽藍跡はこの辺にして、次は平安時代当時のものと言われる人口の川です。

遣水(やりみず)といいます。

平泉 毛越寺 (7)
平泉 毛越寺 (8)

小さくてかわいらしい川ですが趣があります。眺めているだけで涼しくなってきます。

和歌を詠みたくなる雅な風情を漂わせています。

平泉 毛越寺 (9)

おまけ、といっても毛越寺の敷地内にある立派な史跡ですが地蔵菩薩です。

どこかユーモラスな表情がいいですね。平安時代のゆるきゃらに相当するかも。

平泉 毛越寺 (10)

地蔵菩薩のボッサン。

平泉 毛越寺 (13)

毛越寺観光順路の終わりには道路越しに観自在王院跡が見えます。

観自在王院跡は藤原基衡の妻が建てたといわれています。

次回のエントリーでご紹介いたします。 

追記:毛越寺は有料。観自在王院跡は無料。

ご参考

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