南関競馬で存在感を示していたプレイヤーが居場所を変えそうである。南関に新たな時代が訪れるかもしれない。

まずは船橋競馬所属の張田京騎手が調教師試験に合格。おそらく今後調教師になるであろう。



個人的に張田京騎手との馬券の相性は最悪だったので、張田氏の調教師転身は諸手を挙げて祝福したい。本当におめでとうございます。



次に御神本訓史騎手が南関の騎手免許試験に不合格。

御神本


騎手免許取得後でも落とされる事があるとは。絶句です。


御神本クンの不合格の知らせは残念だなあ。

御神本Jは実力が足りない馬に乗っていても人気を背負うレースが多かったので、そういうレースで御神本クンの馬を切って馬券をモノにしていれば、的中率の低さほど収支は悪くなりませんでした。

そのような有難い存在だった御神本氏が仮に移籍するとなると、オッズとレースの展開がガラリと変わるでしょう。

それ以外では、坂井、今野といった脂の乗った騎手に以前ほどの安定感が見られないので、安心して軸にできる騎手が一人減ってしまうのは、勝負レースを決めるうえで大きなマイナスです。

戸崎が去り、御神本もまた南関を去るのかなあ・・・。

非常識なのは分かっています。だけど誤解を恐れず言うと、御神本のアウトローな生き様には、遠くから見る気楽な立場だから言えるのですが、痛快さを感じさせるものがありました。

調整ルームに競馬と関係ない人を偽って数か月出入りさせるなんて、今ドキの若者には中々できませんぜ。(真似をしちゃイケナイヨ。)

メリットとデメリットを比較すれば99.9%の人は犯さない反則でしょう。あまりにもデメリットが大きすぎて、少なくとも自分にはできない。

それをやってしまうのだから、相当のヤツです。ロッケンロールですわ。

サッカーのブラジル代表だったロマーリオ、エジムンドに通じる悪漢性を感じます。大井所属だから難漢とでも称しましょうか。





南関の免許失効後にどこへ移籍するか分かりません(来年まで待って再度南関の免許を取る可能性もあります)が、御神本氏には腕の立つ間はロマーリオ、エジムンドのように競馬場の内外で暴れまわってもらいたい。

そしてルールにがんじがらめにされ、窮屈に生かされている競馬ファンの精神を少しでも解放して欲しいですね。

実力で関係者を黙らせることができなくなった後は知りませんけど。