明日から中山競馬が始まります。

春の中山競馬はまだ梅も咲かぬ時期に始まり、終わる頃には新緑の眩しい春の陽気の季節となっています。

少年時代のこの時期は、

「ああもうすぐ終業式(卒業式)そして春休みに始業式(入学式)か。」

と自分の居場所がはっきりしない季節を控え、浮ついた気分になったものです。

やがて青年時代のど真ん中を歩む年になるとこの時期は、

「ああ弥生賞、チューリップ賞、スプリングステークスか。もうクラシックの季節か。早いなー。」

と時の経過の速さに焦りに似た寂しさを覚えるようになりました。

寂しさを覚える前に競馬のカレンダーを基準にしている点に大いに問題がありますね。

「重賞競走を通して季節の移ろいを感じるなんて随分と低俗な精神に成り下がったな。」

なんて真面目に反省したりもするのですが、JRAのレース体系を覚えてしまったのですから仕方ありません。

「もう少し高尚に構えようと心掛けても、気になる重賞競走があればどうせ馬柱を精読しているのだろう。」

等身大の自分の近未来を予想すれば、時の経過の速さとは別次元の虚しさがやってきます。

こういうときは積極的な思考停止。つまり敢えて深く考えない。

さて、大一番は牡馬クラシック第1弾の皐月賞です。

例年、弥生賞とスプリングステークスの結果を通じクラシックの輪郭を描いていくので、ここからの中山競馬は目が離せません。

競馬場へ行くでは、中山競馬場がどういう所かについて紹介しています。

レースコース概要

中山競馬場への道

スタンドとパドック

2,000mスタート地点

グランプリロード

銅像胸像

内馬場

中山競馬場グルメ

宜しければご覧ください。

 中山 スタート地点 (10)